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2006.05.02 Tue
高井戸さんといえば、まず、思い浮かぶのがブレックファーストクラブ。 そのBFCシリーズの一冊だけ買った数日後に訪れた店で、 偶然、あれよあれよと残りが見付かり。 気付けば、全部、揃っていました。 それもいつかはここに… なんて思いつつも、 とりあえず、今日見つけたこれ、を取り上げてみようかと。 メインキャラ三人が薬剤師。 出てくる場所のほとんどが薬局という、 ちょっと、珍しい… と言うか、私がBLでは遭遇したことがない、設定です…
主人公の本田。
父親の後をついだ本田が店長の薬局で一緒に働く、須藤。 ただし交通事故で怪我をして入院中。 その須藤の代わりに本田の元で働くことになった、佐橋。 本田と佐橋はゲイで、須藤はノーマル。 そんな三人の薬剤師、がメインのお話です。 本田は須藤に片想い、だけど、須藤には別居中とはいえ妻がいる。 そんな本田の恋は、本田のいる薬局の常連と化している患者の千花くん曰く、 ”世界一消極的な恋” そんな消極的な恋も、紆余曲折ありつつも、一応、成就するんですが… とにかく、本田は須藤に対しても、佐橋に対しても、 受身なんですよ、いつも。 それは精神的も肉体的にも。 須藤に対しては、自分を好きだと告白された後も、 彼を思うからこそ、いつでも身を引く、覚悟をしていて。 須藤の好きだという気持ちを、疑うことなく信じきってはいないんですね。 そう思うのなら、最初から、彼を好きにならなければよかったのに、 なんて、思いますよ、本田を見てると。 そんな本田にとっての天敵、のような存在が佐橋。 何かと本田に絡んできて、 結局は、彼に流され、二人はSEXしちゃうんですね… その後も何かと触れてくる佐橋を断固として拒絶しない本田。 片想いが成就したとしても、不安が完全に取り除けない恋愛をしてるからか、 本田は佐橋に救われてるんです、気付かなくても。 結局。 本田と須藤の恋愛は終わります。 そうなるように、本田が仕向けたんですけどね。 そのことに須藤は気付いていても、だからと言って、そのこと本田に攻めたり、諦めてない、なんてことは、言わず… 本田にそこまでさせた自分には付き合う資格がない、と静かに退場… しますが、本田を完全に諦めた訳ではないよう。 ほんと、本田という人は、気を遣い過ぎ、遠慮し過ぎですよ… でも、好きだからこそ、須藤が苦しむようなことはしたくないし、 同性同士、ということにどこか後ろめたさ、があって、 無理強いしてまで、須藤を自分と同じ立場にはしたくなかった、 という気持ちは、わかるんですけど。 そう考えると。 佐橋くらい強引なタイプの方があうんでしょうね。 あれこれと悩んだり不安に感じる余裕を持たせてくれなさそうですから。 35度は本田の体温。 その低さ、がまさに、彼の恋愛の温度の低さ、だったのかな〜と。 体温も感情も熱そうな佐橋が、しっかり、本田の温度も上げてくれそうです。 |
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